たった数日で寝覚めが良くなった5つの方法

ベッドで休む女性 夫婦の日常
Free-Photos / Pixabay

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僕は毎日朝起きるのがしんどい。
正直恐ろしいくらい寝覚めが悪い。
目が覚めてから10〜15分くらいは布団でゴロゴロと微睡みの中に浸ってしまう。
大学の頃にバイトで深夜2時ごろに帰ってくる生活になったため、夜更かしが定着してしまったのがここまで響いている気がする。夜はいくらでも起きていられるけれども、朝起きるのが苦痛で仕方ない。

一方、僕の奥さんはびっくりするくらい朝の寝覚めが良い。
目が覚めた瞬間から意識が覚醒しており、飛び起きて行動を開始する。
僕とは大違いだ。
その代わり夜は11時には眠くなり布団に入りたくなるらしい。
その生活っぷりをしばらく眺めていくつかの事に気がついたので、皆さんにお伝えしようと思う。

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運動や筋トレをする

僕と奥さんの生活習慣の違いからみると、大きなところの一つに運動しているかどうかが大きい。
僕は恥ずかしながら大学を卒業してからほとんど運動をしていない。
大学在学中も運動してたかと言われると怪しい部分もあるが・・・・・・笑
奥さんは保育士として働いている。毎日騒がしく走り回る子供の命を預かっているので、疲れたなどと言って体を休めたりできない、大変な仕事である。
一方僕は基本はデスクワークだ。毎日多くの時間をディスプレイと向き合って過ごしている。
動くタイミングも少なく、数日に一度は写真を撮るため一定時間席を立つが、1日の半分近く、ほとんど座りっぱなしである。
適度な運動によって体が疲れていないと、体が眠るための休息に入らないので、寝つきが悪くなり質の良い睡眠がとれない。
僕が実際に行ったのは、ジムに行ったり思いっきり体を動かしたりではなく、家でできる簡単な筋トレ程度。
腕立て伏せをスクワットの日、腹筋と背筋の日などに分けて交互に体に刺激を与える。
これだけで意外と変わるものである。
デスクワークの人には特におススメである。

寝る時間と起きる時間を毎日統一する

人間の体は急な変化には対応できないが、ゆるやかな変化には割と柔軟に対応できる
眠る時間と起きる時間を統一すると、実は体が自然とその時間を覚えるのだ。
リズムを体にしみこませるように、少しづつ少しづつ眠る時間を固定化していく。
すると不思議と夜は眠くなるし、朝はすっきりと目覚められる。
眠くならないし、永遠とスマホを触ってsnsを巡回するような日々からおさらばできるのだ。
これは根気がいるかもしれないが、リズムなので、少しづつ体に覚えこませるように、意識して生活を見直してほしい。
僕は初めは12時前に眠る、といったざっくりしたところから始めた。

7-8時間は寝る

どれだけ質の良い睡眠環境を整えても、そもそも根本の睡眠時間が短いと元も子もない。
ショートスリーパーといわれる人もいるが、それは本当に天性のもの、生まれつき一握りの人だろう。
多くの人は一定の時間睡眠をとらなければならないし、それは寝だめや慣れでどうにかなるものではなく、適度な睡眠が必要だ。

ここにはかなりの個人差があると思うが、7-8時間の間でその日一日過ごしやすい睡眠時間を探してみてほしい。
個人的には7時間くらいあるとちょうどよかった。
23時30頃に寝て、6時20分ごろ目覚める。
これが僕にとっては、ベストな時間。
朝の家事も一通りしてから仕事に出発できる時間だ。

寝る前30分はスマホを触らない

人間には交感神経と副交感神経が存在しており、日中の覚醒時には交感神経、リラックスした時や寝る間際には副交感神経が優位になり、1日を通してバランスをとっている。
スムーズに眠りにつくためにはこの副交感神経にきちんと切り替えることが大切。
人間の体は夜には自然と副交感神経が優位に立つようになっているが、外的な刺激で交感神経が活発になることがある。
分かりやすい例がスマホの画面を見ることだ。
スマホの画面だけではなく、PCのディスプレイやテレビも同じなので、寝る前に意識的にこれらを入れないようにするだけで、かなり眠りにつきやすくなる。
実際にやってみるとこれはそこまで難しいことではないので、5つの方法の中でもかなりおススメ。
翌朝に起きる時間のアラームをセットしたら、後は携帯を見ない。
10分間ほどの読書やストレッチをしてから、歯を磨き、トイレをすまし、布団に入るとすっきりと眠りにつける。

寝る1時間前にはシャワーを浴びる

これについては経験則ではなく奥さんからプレゼントしてもらった本、「スタンフォード式 最高の睡眠」を読んで得た知識だ。
いくつかの研究結果で人は眠りにつくと体が冷えることが分かっている。
眠りについた人間の体温を調べると、深い眠りについた人ほど体温が下がっている。
人の体には恒常性という体のバランスを一定に保とうとする性質があるため、事前に体が温まるとその反動で体を冷やそうをする。
その冷やそうとする性質を眠りにつくタイミングに当ててあげると、眠りの質がぐっと高くなるのだ。
詳しいことは「スタンフォード式 最高の睡眠」を購入して読んでもらいたいが、だいたい60-90前に風呂やシャワーを浴びて眠りにつくのがベストである。
シャワーやお風呂に入れない場合には足湯につかるだけでも効果があるらしいので、試してみてもらいたい。

睡眠の質が高まると人生が変わる、気がする

毎日の積み重ねが1カ月になり1年になり、10年になり人生になる。
分かってはいるけれども、そこまで大層なことを思い描いて生きていけてるわけではない。
それでも、朝の目覚めが良いと日中の仕事の集中具合は違ってくるし、土日も朝から自由に時間を使える。
長く先のことまでは分からないけれど、睡眠の質を良くして寝ざめが変わると、その日一日が最高になるのだから、いつか遠い未来のためにも少しづつ積み重ねていければと思う。
皆さんも上記の方法を試して、ぜひ体感してほしい。
記事を読んでくれた皆様の人生がよりよくなりますように。

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