経産婦*計画無痛分娩の体験談【出産記録】

ハートのフラッグを持つ妊婦 妊婦生活

2/17に計画無痛分娩で第二子を出産した神田ちあきです。

この記事では、

  • 計画無痛分娩とはどんな分娩か
  • どうして計画無痛分娩を選択したのか
  • 計画日の決め方
  • 私の場合の当日の流れ

について書き綴っています。

 

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計画無痛分娩とは

計画無痛分娩とは、出産日をあらかじめ決めて、麻酔等によって分娩時の痛みを緩和する出産です。

計画分娩と無痛分娩の組み合わせ、と思うとイメージしやすいかと思います。
計画分娩のため、出産日を決めてお産ができることから、上に子どもがいても預け先を事前に確保できたり、旦那さんの立ち合いを希望している場合、出産日が決まっていることで、旦那さんのお仕事の都合もつけやすくなると思います。無痛分娩では、麻酔等によって痛みを抑えるため、リラックスして出産することができます。

 

なぜ計画無痛分娩を選んだのか

計画無痛分娩を選んだ理由は、上の子どもの預け先を確保して出産するためです。

年子妊娠のため、上の子はまだ保育園や幼稚園に行っておらず、臨月に入った頃にやっと1歳5か月でした。私の実家も旦那さんの実家も車で片道1時間ほどの場所にありますが、みんな働いており、上の子どもを預けることができません。計画無痛分娩なら、事前に出産日が決まっているので、旦那さんがお仕事の都合をつけたり、祖父母たちに応援を頼みやすいということで計画無痛分娩を選択しました。

無痛にしたのは、私は痛いのが大・大・大嫌いだからです。

 

私の場合の計画日(出産日)の決め方

一般的に、計画無痛分娩の計画日は、妊娠37週以降の正期産の時期に入ってからお医者さんが決めます。 妊婦さんの希望を聞き、母体と赤ちゃんの状態を総合的に判断して、出産の時期を予測します。

私が通っているクリニックのお医者さんは、経産婦の場合は38週と39週に計画分娩ができる状態になる割合が多いと仰っていました。ちなみに初産婦は39週以降が多いそうです。

 

2/17出産の私の場合、妊娠39週1日の妊婦健診で、尿糖・尿蛋白・浮腫・血圧・体重測定どれも異常がないことを確認し、内診して子宮口3センチ開いていることを確認。ビショップスコアの点数が5.5ポイントあることから計画分娩の日程を決めることなりました。

ビショップスコアとは、赤ちゃんが産まれる準備がどれだけ整っているかを示す数値だそうで、数値が高いほど準備オッケーとのこと。6ポイント以上で計画分娩の成功割合が9割をこえるらしいです。

予定帝王切開とかぶっていない2/17に決定となりました!!!

 

実際の計画無痛分娩の体験談

計画分娩当日は、子宮の入り口にバルーンを入れると説明を受けました。バルーンを入れただけで自然に陣痛がくる人もいれば、こない人もいるとのことで、やってみないと分からないそう。その後はお産の進みを見ながら、都度説明しますとのことでした。

2/17
8:00 入院
トイレを済ませてから内診台にあがり診察。
血圧を測って、点滴。
子宮口と赤ちゃんの位置を確認。
子宮口は前回の妊婦健診とそこまで変化なしの3センチ。赤ちゃんの位置は妊婦健診のときはお産がスタートできる位置まで下がっていたのに、計画分娩当日、なぜか子宮内の上の方に戻ってしまっていて羊水のなかをぷかぷか浮いていることが発覚!!!

お医者さんたちで、このまま計画分娩を進めるか日を改めるか協議が始まり、内診台の上でとても不安になりました。

協議の結果、陣痛誘発剤を服薬してお腹の赤ちゃんの様子を見てみることになりました。お産がぜんぜん進まなそうなら、日を改めることも視野に入れてのスタート。私は経産婦だし、陣痛が起きれば進みは早いのではと思っていると言われました。

8:55 服薬スタート
陣痛室に案内され、フロスタという錠剤を服薬。
この時にはまだお腹の張りも痛みもなく、暇なので読書をして過ごしました。

9:55 2錠目服薬
お腹が張っている気が多少するようになりました。

10:55 3錠目服薬
お腹が張っていることを自覚できるようになりました。
助産師さん曰く、3錠目くらいから効く人はとっても効いてくるとのことでしたが、痛みがなくお産が進んでいるかんじはしませんでした。

助産師さんがモニターをつけて、お腹の張りと赤ちゃんの心拍を確認したところ、10分置きのお腹の張りがあることを確認。これにて、陣痛スタートとなりました。お腹が痛くなくても陣痛はきているらしいです。

11:55 4錠目服薬
多少痛むものの我慢できる痛みでした。
お昼ごはんを食べ終えたらお産の進み具合を確認すると説明を受けました。

12:00 お昼ごはん
梅おにぎりとたまごふりかけおにぎりが配膳されて、おいしく食べられるほど余裕がありました。
お腹は多少痛むくらいでした。

12:30 診察
内診台にあがって診察を受けると、子宮口が5センチ以上も開いて、赤ちゃんが降りてきていることがわかり、今日お産になると説明を受けました。

陣痛室に戻ると思っていましたが、そのまま無痛分娩に移行するために背中に麻酔を入れるための管を通す処置を開始。(私が出産したクリニックでは、子宮口が5センチ以上開けば、無痛分娩に切り替えることができます)

12:55 麻酔のテスト
今きている陣痛がそこまで痛くかんじないので、麻酔の効きが正直よくわかりませんでした。

13:30 無痛分娩に切り替え。麻酔を入れる。
5分間隔の陣痛になってきて、子宮口は8センチ弱。さすがに痛みを感じるようになってきました。
その様子を見ていた助産師さんが、「痛みに耐えながら全開になるのを待つより、麻酔入れちゃったほうがリラックスできて子宮口が全開になりそう」とのことで、麻酔開始。
背中のチューブにヒヤッとした感覚。お腹の張りはわかるものの、痛みを感じないので助産師さんとおしゃべりして過ごしました。

14:00 立ち合い予定の旦那さんに病院に来るように連絡
この時に子宮口は8センチ以上開いていたそうです。連絡してすぐに破水しました。

15:00 旦那さんが分娩室に入室。
この少し前に子宮口が全開になり、いきんでいる最中に旦那さんが登場。いきんでいる時は麻酔していてもさすがに多少は痛みを感じました。

15:30 第二子誕生。
自分の股から赤ちゃんが出てくる様子を、ガン見することができました。無痛分娩のおかげです。とても大きな声でたくさんたくさん泣いてくれました。

カンガルーケアで抱っこすると、とってもあたたかく、この小さな存在が生きていることを実感し、思わず泣けました。

分娩後、2時間くらい安静にして、その後車イスで病室へ。無痛分娩でも出産は疲労するみたいで、私はすぐに寝てしまいました。

18:00 夕食
食欲はあり、完食。

その後、トイレに行きたくなり、ナースコール。(分娩後最初のトイレはナースコールするように説明を受けていた) スタッフさんに付き添ってもらいながら、個室内のトイレに入り用を足す。その後、ぐるぐるとめまいがして気持ち悪くなり、嘔吐。気持ち悪くて、気持ち悪くて、寝てました。

翌日
気持ち悪さはなくなり、朝食も食べられ、出血も大丈夫とのことでした!!!

 

さいごに

「計画分娩は自然ではない」
「痛みを感じてこその出産だ」

など言われることがありますが、私は計画無痛分娩をしたことを後悔していません。大・大・大満足のお産になりました。

計画分娩にしたからこそ、上の子どもの預け先を確保できてお産に集中できましたし、無痛分娩だからこそ、苦手な痛みとの闘いが最小限で済みました。

 

私の体験談がどなたかの参考になれば幸いです。満足のいくお産になりますように!

 

 

明日もいい1日になりますように。

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