ブライダルフェアでアニヴェルセル大宮に行った話

アニヴェルセル大宮のフランス館の写真 wedding

オリジナルウェディングをしたいといったものの、実際のところ式に対して経験値が少ないので奥さんと一緒にアニヴェルセル大宮に行った。

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特典って凄いよね

 

どこでもいいなーと思っていたところ、奥さんのお姉さんから、ディズニーチケットもらえると聞いて、飛びついたのが正直ならところ。

そもそもウエディング見学会に行くと、無料でご飯だけかと思っていたら、特典があったり、コラボしてるサイトから複数回ると2-3.4回ると数万円貰えたりする。

一度式をするだけで3-400万円くらい使うだろうから、そのうち数%を広告の一部にするなら妥当な金額な気がするけど、式をあげたい人にとって無料で見学もできてお金や特典を貰えるなんて、お互いに上手い形があったもんだと思った。

奥さんと、サイトとコラボ先の式場巡りまくって美味しいご飯とお金もらうか!って笑いながら、大宮へ向かった。

駅からは少し遠い、バス使って行く感じ。

バイパスの近くを通り、敷地まで着いた。車のアクセスはとっても良さそう。地方からのアクセスの良さってのも売りの一つなのだろう。

敷地に入ると、正面の門にホテルマンのような装いの、式場のスタッフが立っていた。

予約していた旨を伝えるとすぐに快く中に入れてくれた。

中は中央に噴水を構えた広場が広がっていた。周りは洋風の建物が並んでおり、安直な感想を言えばディズニーランドに来たようだった。正確にはディズニーシーのメディテレーニアンハーバーの様。

左手の建物の一つに案内され、専属の案内スタッフを待ってる間、奥さんと紅茶を頂いていた。中の色調もディズニーにいる様な、完成された雰囲気があった。

奥さんも同じ感想を持っていた様だった。

しばらくすると専属スタッフも現れ、半日のブライダルフェアが始まった。

外の広場にもう一度出たところで、やはりまじまじと辺りの建物を眺めてしまう。

晴れて日にはこの広場でウェルカムパーティーをやるらしい。その際にはドリンクやポップコーンの出店?も出るらしい。

ディズニーみたいじゃないか

笑い出してしまいそうだった、それくらい世界観が良くできていた。

結婚式の魔力

 

その後チャペルの見学から始まり、実際に新郎新婦がチャペルに入場するルートを案内してもらった。

道中すれ違うスタッフさんたちは、おめでとうございますと口々に声をかけてくれた。

あくまで見学中なのに、どこか浮き足立ってしまいそうな気分だったが。

建物の2階部分をチャペルとしていたので、青を基調とした小部屋の螺旋階段を登ってチャペルの扉の前へとむかった。

この螺旋階段も映画に出てくる様な、アンティーク調の素敵な階段だった。

男の自分でもプリンセス映画に出てくる様な階段だと思えたので、好きな人なら尚更だと思う。

奥さんもかなり気に入ってる様な雰囲気だった。

チャペルは思ったよりもこじんまりしていたが、最近の流行は大聖堂よりも距離が近く感じる様な小さなものらしい。

結婚式を大々的に行わない人達が増えてきたので、参列者が少ないと大聖堂の場合寂しく感じるとの話を聞いて納得がいった。空席が目立ち寂しくなっては辛い。

その後上がってきた階段側とは違う、正面の出口から外に出るとそこはヨーロッパ風の小さな広場だった。

チャペルの上に備え付けられたベルが鳴り、ゆっくりと広場の階段を降りて行く

多くのスタッフさん達が構えており、おめでとう!と祝福をしてくれた。

これは嬉しい、それが正直な感想だった。

知らないスタッフさん達の笑顔でさえ、こちらの顔が綻ぶのが分かる。

親しい人たちに囲まれたら、こんなに幸せな事はないだろう。

これが結婚式かと、改めて思い知らされれた。

その後フランス式、オランダ式、イギリス式の3つの式場を順繰りと回ったが、どこもヨーロッパ風の独立した庭付きの邸宅をイメージしていた。

そのうち3つのうち2つに階段がそなえつけられていて、新郎新婦はここから参列者の前に降りてくるらしい。

その憧れを叶えにこの式場を選ぶ人も多いと、案内のスタッフは得意げだった。

コンセプトに狙い撃ちされた

 

最後に試食をして料金の見積もりをしてその日は終わった。

帰りはもう暗くなっており、二人ともかなり疲れていた。

結論からいうと、この式場は見送ったが、かなり心揺さぶられたのも確かだった。

マーケティングの観点からみて完璧だったと思う。ディズニーが好きな人をチケットで集めてディズニープリンセスが好きな人に刺さる様な雰囲気。

誰でもディズニープリンセスになれるなれる気がした。

思わずここで式あげても良いかもと思ってしまうほど、雰囲気に取り込まれてしまった。

数多くウェディングフェアに回るのは難しいかもしれない。

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