子どもを産み、育てるのは金銭的に無理ゲーなのでは。

夫婦の日常
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私は不妊治療と呼べるほどたいそうな治療はしていないけど、約1年産婦人科に通ってやっと妊娠し、2021年8月待望の娘を出産した。

我が家は金銭的に裕福ではない。
旦那さんは自営業で私は保育士。ふたりとも20代後半の平均年収を下回っている。(調べたところ、男性403万の女性328万。)






子どもが生まれたタイミングでお金について思うところがある。




まず、産後、出産手当金が一向に入金されない。とても遅い。(12/3振り込まれた)育休の手当金も遅い。(12/14振り込まれた)産後から約4ヶ月もかかった。

一応その状況を見越して、旦那さんの給与だけで生活できるように、妊娠中に家計を整えたから、今の時点ではどうにかなっている。でも、私のお給料の代わりとなる手当金がなかなか振り込まれない状態はとっても不安だった。お金を使うことが怖いと思うほど。本当は子どものためにもっとお金を使いたいし、私の健康のために家事サポートだって頼んでみたかった。けど、お金のことが頭にちらついて、できなかった。

共働きがスタンダードになりつつある今の日本で、制度としての機能が不十分なんじゃないかな〜なんて思ってしまった。

第二子が欲しくても二の足を踏んでしまう気持ちがわかる。
女性側の収入ゼロ期間を、旦那さんの収入の一馬力で家族みんながサバイブできるのかって言ったら、我が家の場合は自信を持って首を縦に振れない。今どうにかなっているのは、第一子だからだと思う。
いろいろと考えていたら、口座にたっぷり貯蓄がないと、第二子、第三子を望んではいけないのでは、という気持ちになって悲しくなった。




この国で子どもを産み育てるのは無理ゲーなのでは?
それともお金持ち以外は子どもを持てない仕組みなのでは?

えらい人たち、なんとかなりませんかね。
私はお金の心配がなければ、子どもは3人欲しいんです。5人家族になるのが夢なんです。







今後を考えるともっと不安なことはある。

将来的に娘を保育園に預けて、仕事に復帰しようと思っている。近くに頼れる知り合いや祖父母(片道1時間以上かかる)はいないので、フルタイムで復帰はできないから時短で。と、なると、当たり前だけどフルタイムで仕事していたときよりも収入が下がる。なのに、保育料で支出は増える。児童手当で月に1万5000円入るといっても、それ以上の収入のマイナスと支出のプラスがある。家族が増えたことはとても喜ばしいことなのに、お金の面から考えると世帯年収は下がって支出は増える。前より少し生活が苦しくなる。お給料だって昔とは異なり、右肩上がりだとは限らない。
妊娠前には知らなかったけど、出産して、いろいろ調べていく中でこの現実に直面して。まじか。子育てって無理ゲーなのか。と思ってしまった。

老後の資金に2000万必要だと報道されていた時の記憶はまだ新しい。自分の老後の資金を貯めることさえ手一杯のこの国で、子どもを作り育てていくという選択肢がもはや奨励されていないのでは。




まだ書き足りないので書かせてほしい。




時短で復帰からの第二子出産となると、時短で働いていた時のお給料から出産手当金や育休の手当金が算出されるから(第二子の出産のタイミングにもよるけど)、第一子の時よりも出産手当金や育休でもらえる金額は下がってしまうらしい。

え、第一子のときよりも第二子出産のときのほうが家族が増えてお金が必要なのに、手当金は下がってしまうの…?第二子、第三子を望むのってもう無理じゃん。







お金のことを考えると、頭をかかえたくなる。お先真っ暗ってかんじ。子育て資金についても、老後資金についても。
でも、我が子が生まれたことは本当に本当に本当に嬉しい。とっても幸せ。これから、お金についての知識をもっと身につけて、低収入家族でも楽しく幸せに子育てしていきたい。

とりあえず、夫婦共々平均年収を目指します。保育士の仕事はもう辞めた方がいいのかもしれないね。つらい。







noteで2022年のお金とわたしというお題があったから書いてみた。今年は貯金と去年の末に始めたつみたてNISAをがんばります。

世の中がもう少し子どもを産み育てやすくなりますように。











✳この記事は私がちまちま更新しているnoteから引用したものです。2022年はブログも更新していけたらなぁ。

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