【妊娠週数の壁】第一子と第二子の時の私の体験談

妊婦生活
jarmoluk / Pixabay

こんにちは、第二子妊娠中の神田ちあきです。

流産や第一子の妊娠で初めて知ったたくさんの妊娠週数の壁。

この記事では乗り越えたい妊娠週数の壁について、第一子妊娠・出産と第二子妊娠の経験を織り交ぜながら綴っていきます。

 

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胎嚢(たいのう)確認の壁

胎嚢(たいのう)とは、赤ちゃんや胎盤が作られる場所のことをいいます。妊娠検査薬で陽性を確認後、妊娠5〜6週ごろに病院で確認できるそうです。その内、子宮外妊娠は妊娠全体の1~2%の確率で起きてしまうみたい。子宮内に胎嚢が確認できれば、とりあえず子宮外妊娠の可能性はない、ということになります。

妊婦検査薬で陽性が確認できても、それはスタートライン。すぐそこに一番最初の壁があります。

 

*流産した時は、妊娠検査薬では陽性が確認できるものの、胎嚢が待てど暮らせど確認できず、その後出血しました。頭が真っ白でお医者様になんと説明されたか覚えていませんが、後から検索して化学流産だと気づきました。

*第一子は5週2日で確認できました!

*第二子は4週6日で確認できました!

 

心拍確認の壁(妊娠6〜8週)

胎嚢確認から心拍確認までの間に流産することもあり、その確率は約15%といわれてるそうです。6~7人に1人。そう思うと私はこの壁は高いと感じてしまいます。心拍確認ができると、流産率は5%まで減るそうです。

 

*第一子は6週5日で確認!小さな心臓がぴこぴこ動いている様子に涙が出るほど感動しました。

*第二子は7週2日で確認!今回も嬉しくて思わず泣いてしまいました。

 

妊娠9週の壁(妊娠3ヶ月)

妊娠における全流産の7割が9週までに起こると言われていて、私の肌感覚でも妊婦さんたちの中でも声高に言われていると思ったのは「妊娠9週の壁」でした。第一子の妊娠をきっかけに参加したLINEのオープンチャットで、何度も繰り返し出てくるワードでもありました。

妊娠したことへの実感がわいてきて、さまざまなことを調べ始めたところで、何度も目にした「妊娠9週の壁」。ネット上のたくさんの悲しい経験談を読んでは、自分がそうなってしまったらどうしようかと不安におそわれてしまう時期だと思います。ですが、この時期の流産は赤ちゃんの染色体異常によるもので母体のせいではないそうです。そうはいっても不安は消えないし、もし流産してしまったら「私のせいで…」と思ってしまいそうです。

 

*第一子は8週6日の健診で二頭身になっていて、元気に心臓を鳴らす赤ちゃんをエコーで確認できたので、9週の壁はきっと大丈夫って思えました!その反面、心拍確認できたのに9週の壁を越えられなかった友人の赤ちゃんを知っているため、時折不安で泣いていた。

*第二子は9週3日が健診で、心臓が止まってませんようにと祈りながらエコーを見ました。お医者様が心音を聞かせてくれて、心底ほっとしました。この時に出産予定日が確定しました。

 

妊娠12週の壁(妊娠4ヶ月)

自然な流産の約8割が妊娠12週までに起こるそうです。呼び方も、妊娠12週未満は「早期流産」、12週以降は「後期流産」とわかれています。このように呼び名が変化することから考えても、ひとつの節目となるタイミングです。12週までの流産は母体とは関係がなく、赤ちゃん自身の問題が原因のことがほとんどで防ぎようがないそうです。

 

*第一子のころの私はとにかくつわりがひどくて、どんどん痩せていました。1か月で4キロほど痩せ、仕事もろくにできず、家で寝てばかりでした。12週の壁を考える余裕がありませんでした。

*第二子の時は、11週4日の健診で元気いっぱいに心臓を鳴らす姿を見て、12週の壁は大丈夫そうだと思いました。

妊娠16週の壁(妊娠5ヶ月︰安定期)

妊娠16週でついに安定期です!ここが妊娠初期と妊娠中期の境。胎盤が完成してくる時期でもあるそうです。胎盤が完成したことでつわりの症状がやわらいだり、流産の可能性がぐぐっと低くなるみたいです。

 

*妊娠5ヶ月を迎えて最初の戌の日に安産祈願をする風習があります。犬はお産が軽いから戌の日に祈願するそうです。私は第一子の時は戌の日に仕事を休めなかったため、その前の大安の日に安産祈願に行きました。

*第二子の時も戌の日は都合が悪く、その前の大安の日に安産祈願に行きました。

 

妊娠22週の壁(妊娠6ヶ月︰流産と早産)

21週までは「流産」になってしまいますが、22週以降は「早産」になるタイミングです。大きな節目と言えそうですね。多くの人が胎動をわかるようになる時期とも言われていますが、22週の壁を越えて早産で生まれたとしても、まだ外の世界で生きていくのは難しいそうです。障害の有無を抜いて、赤ちゃんの生存率は50%くらいだそうです。

テレビの特集で、21週で生まれてしまったら医療的介入はせず、22週で生まれるとお医者様が必死で命を維持しようとしている様子を見ました。この1週の差をとても大きく感じます。昔は流産と早産の境目は24週だったらしいですが、医学の進歩で22週になったと言っていました。今後も変化があるかもしれませんね。

 

*第一子の時は、この壁は意識せず乗り越えました。2ヶ月早く妊娠した従姉は、この時期に切迫流産/早産の診断があり絶対安静で入院中だったので毎日この壁を越えることを考えていたと聞きました。

*第二子の時は、妊娠20週をむかえたころからしっかりとした胎動が感じられるようになり、そこまで心配はなかったです。ですが、22週の流産と早産とボーダーラインは意識して過ごしてました。

妊娠22週の詳しい体験記はこちらから

 

妊娠28週の壁(妊娠8ヶ月︰妊娠後期)

胎児の体重が1000gを超えてくると、救命率が大幅にあがるそうです。障害の有無を抜いて、赤ちゃんの生存率は80%くらいまで上がるみたいです。ここは妊娠中期と後期の境だし、ひとつの大きな節目と言えるでしょう。

 

*第一子の時は、妊娠26週ですでに胎児が950gあったので、妊娠28週には1000gは超えるだろうと楽観的でした。妊娠28週の健診で羊水量が少ないことがわかり、自宅安静になりました。健診翌日から仕事は休むことになりました。

*第二子の時は、妊娠27週5日の健診で羊水量が少ないことがわかりました。第一子のときも同じだったので、またかぁと思いましたが、その直前でコロナに感染していたので、とても不安になりました。第一子のときはずっと羊水が少ないままでしたが、今回は妊娠29週の時点で羊水量が復活。安心したのも束の間で、今度は切迫早産の兆候ありと診断されました。

 

妊娠30週の壁(妊娠8ヶ月)

妊娠30週までくると胎児の大きさは1500gくらいになるそうです。早産として生まれてしまったとしても、赤ちゃんの生存率はぐんと高くなり、障害や後遺症がかなり減ると言われています。

切迫早産と診断されて入院していた従姉が大きな目標として掲げていたことが「妊娠30週までお腹にいてもらうこと」でした。

 

*第一子の時は、妊娠30週4日の健診で胎児が1715gあることがわかり、ひとまず安心していました。羊水量は相変わらず少なく、自宅安静が続きました。

*第二子の時は、妊娠29週4日の健診で子宮頚管が短くなっているとのことで、切迫早産イエロー信号を言い渡され、切迫早産の薬「リトドリン」を処方されました。この時点では胎児はまだ1355g。30週の壁が急に高く思えて不安になりました。妊娠31週5日の健診で再び子宮頚管をチェックすると、まだまだ予断を許さない状況ではありましたが悪化することはなかったのでほっとしました。

 

妊娠37週の壁(妊娠10ヶ月︰正期産)

正期産に入るタイミングです。早産と正期産の境とも言えます。ここまでくれば、胎児は充分な大きさに成長しているからいつ生まれても大丈夫だそうです。

 

*第一子の時は、36週から自宅安静が解除になり、旦那さんとお散歩デートに行きまくっていました。もういつ生まれても大丈夫だと思えて、やっと穏やかに妊婦生活をおくれるようになってきました。38週には前駆陣痛、その1週間後におしるし、その二日後に本陣痛というながれでした。

 

出産の壁

誰もが安全に出産できるってわけではないのが出産です。医学が発展した今でもお産中やお産後の母体や胎児が亡くなってしまうケースは少なからずあるそうです。経膣分娩できると思っていたら、急に帝王切開になることもあるわけで、最後の最後まで気が抜けませんね。

 

*第一子の時は、39週2日で無痛分娩で無事に産まれました!
先ほどから何度も登場している切迫早産で入院していた従姉は、38週で出産しました。正期産です。おめでとう!!

*第二子は、39週5日で計画無痛分娩で無事に産まれました。
経産婦・計画無痛分娩の体験談はこちらから

 

まとめ

妊娠、出産は壁の連続です。妊娠初期から後期まで、こんなにも乗り越えたい壁があります。不安でたまらなくなる日もあります。

けれども、どんな時でもできることは、お医者様の指示に従うこと、赤ちゃんを信じることです。

どうかこの記事を読んだすべての妊婦さんが壁を無事に乗り越えられますように。

 

最後まで読んでくださりありがとうございました。
よい1日になりますように。

 

 

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