結婚式をしたいともしたくないとも思っていなかった私が結婚式をやると決めた理由

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scottwebb / Pixabay

恋愛。結婚。妊娠。出産。子育て。

女の子の幸せはそれらだと言わんばかりの世間。「恋愛したら結婚して、結婚したら結婚式ををする」「結婚式はチャペルか神社で挙げる。」ある程度決められていてその中から自分の幸せを選んでいる感じ。

10月2日に入籍して、「当然結婚式するでしょ?」みたいなノリに違和感を私は感じていた。

私は結婚式に特別な憧れもなくて。友達の400万円かかったとかの話を聞いて、自分にそんなお金があったら、別のことにお金をかけたいよなぁと思ってしまう。どうしても結婚式に400万円の価値を見出せないでいた。でも以下の理由から結婚式をすることを決めた。その理由を記していきたい。同じように結婚式をするかしないか悩む女の子へ手紙を書くような気持ちでこの記事を書いていきたい。

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私が結婚式をやると決めた理由

①両親が結婚式を挙げてほしいと言ったから。

私の両親は私が子どもの時から、ああしてほしい、こうしてほしいという希望を言うことはほとんどなかった。割と自由に育てられた。父や母の希望で始めた習い事もなく、高校も大学も選べる範囲から自分で選択して決めたし、留学も同棲も自分で決断してきた。そんな”ザ・子どもを暖かく見守る親”の代表のような両親が、私がプロポーズされたことを話した時に、「なあなあには結婚しないでほしい。きちんと結婚式をして誓いをたててほしい。」と電話越しで、でもはっきりと言ったんだ。その時に私は両親にとても大事に育てられたことを実感したし、だからこそ、両親の前で夫婦二人で誓うために結婚式をしたいと思った。

②旦那さんの友達と私の友達に私たち夫婦のことをよく知ってもらいたい。

私と旦那ライオンは付き合って丸7年。私の親しい周りの友人たちはたいてい旦那ライオンの名前は知っている。名前は、ね。だけど、旦那ライオンがどういう人でどんな仕事をしていてどんなことが好きなのかって知らないんだよね。私のことは知っていてもさ。それは旦那ライオンの友人が私のことを知らないのと同じだと思う。こうして夫婦になったんだから、私たちのことをちゃんと知ってほしい。そのうえでこれから友達として付き合っていきたい。そう思った。

③オリジナルでウェディングをすることができる会社を見つけた。

11月に行ったイベント「SHElikesのオリジナルウェディング」で自分のやりたい結婚式をすることができる可能性とそのハウツーを知った。キリスト教徒でもないのにチャペルで牧師さんを呼んでもらって挙式をすることや、神道を信仰しているわけでもないのに神前式をすることにどうも違和感があった私にはぴったりだと思った。これなら結婚式をしてみたいと思わせるような一風変わった結婚式がいくつも事例として紹介されていた。結婚式で大金を払うなら、自分たちが結婚式の細部ひとつひとつに納得した式ならやりたい。私が今まで結婚式に惹かれないのは、私の結婚式像が固まっていてそれをやりたくなかったからなのでは?と思って、初めて心から結婚式をやりたいと思った。

④父にバージンロードを歩かせてあげたい。

娘を持つ父なら誰しもがいつか娘と一緒にバージンロードを歩きたいんじゃないかなと思って。私の父は、自分の希望を言葉にすることはなかなかしないけど、もし心のどこかで「歩きたい」と思っているのであれば、その機会を作ってあげたいと思った。父のために、だけど、それが間接的に私のためでもあるような。

⑤旦那ライオンと一緒に何かを作り上げる経験をしてみたい。

結婚式は枕詞に「一生に一度」と付くくらいの一大イベント。それを大好きな旦那ライオンを一緒に作りあげ、成功させたら、一生の思い出になるのではないかと思った。旦那ライオンと一緒にひとつのものに取り組む機会なんてなかなかないし、私の得意不得意も旦那ライオンの得意不得意も全然ちがうからおもしろいものが作れそうな気がする。とてもわくわくしたんだ。

最後に

今私たち夫婦は結婚式をすることを決めた段階です。これが吉とでるか凶とでるか、誰にもわからない。でも、私はやるからには吉にしてみせるよという思いで結婚式をすることを決めた。やる、やらない、は人それぞれだけど、決めた先の未来に誰も後悔がないといいな。

 

この記事が誰かの役に立ちますように。

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