やりたい結婚式がないから、オリジナルウエディングをしようと思う。

夫婦の日常
Pexels / Pixabay

今僕は27歳で、もうじき28歳の扉が見えてきている。

2019年は人生で大きな決断をして、長年付き合っていた彼女と結婚をした。

結婚したからには、結婚式をしてあげたい。

これは僕が結婚前から漠然と感じている事だ。

しかし、結婚式は夫婦の共同作業だとも思う。奥さんの望みを叶えつつも自分も笑顔になれるような空間にしたい。

曖昧な未来だった結婚式というイベントが少しづつ現実味を帯びてきたときに、自分が結婚式をしている姿が想像できなかった。

自分自身の結婚式のイメージが掴めなかったから

様々なことを考えた結果、自分たちでオリジナルウエディングをしようと思った。

この記事は僕ら夫婦がオリジナルウエディングを形にするまでを綴る長い記録の第一歩。

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やりたい結婚式がない。

それにはいくつかの理由があるが、大きなものの一つにやりたい結婚式が具体的には無いから。

大学生の頃には、たくさんの友人たちを呼んで、みんなで笑いたいと考えていた。

人生で自分の為に人が集まってくれるのは、生まれた時と結婚する時と死んでしまった時、という話に深く共感したからだった。

しかし結婚をして、さあ式をしよう!って考えた時に、自分のやりたい結婚式が自分の中に無い事に気がついた。

タキシードが着たいわけでもない、仕事がら縁がないためスーツですら面倒だ。

親に感謝の気持ちを伝えたいわけでもない、普段から恐ろしいほど感謝しているし、伝えているつもりだ。

奥さんのウエディングドレス姿は見たいけれど、結婚式の中身かと言われると違う、どんな結婚式だって(和装の神前式を除く)その願いは叶う。

友達をたくさん集めて笑い合いたい、との思いも、昔ほど熱くはない。大学を卒業して社会人になる中、いつもつるんでいた後輩や友達とも中々会えなくなった。すると不思議なことにどこまでが友達でどこからが気の置けない仲間なのか、分からなくなっていく。

そもそも、友達と笑い合うというのは結婚式を行なった上での結果論であり、中身の具体性は一切ない。

一般的な結婚式の希望のようなもの

奥さんのドレスは純白が良い

退場はお世話になったお爺ちゃんとしたい

祝辞は尊敬する上司にお願いしたい

入場はゴンドラに乗って登場したい

その類、一切がない

そう、どうやら僕にやりたい結婚式がないらしい。

お金だってかかる

正直なところ、僕ら夫婦は数百万を即決で簡単に払える夫婦ではない。

お金を湯水の如く使えるなら

息を飲むような都心の豪邸を借りて

ゲストの舌を唸らせる最高級のコース料理を出し

思わず笑ってしまうようなほど豪華な演出で会場を包む

そんな金にものを言わせた式も楽しいのだろう。

しかし、お金には限りがある。

ならば納得のいくお金の使い方がしたい。

何を持って結婚式か

うちの母は花屋を経営していた。

身内の贔屓目を抜きにしてもセンスのある花屋だったと思う。

馴染みのお客さんにも、自分の挙式のブーケを作って欲しいとお願いされてた。

しかし、そのお願いを受け入れているところを見た事がない。

ドレスや会場との色合わせを考慮しなければならないし、式場には個別で提携している花屋があるから、持ち込み代としてかなりお金がかかってしまうからと。

かく言う僕もウエディングカメラマンとして一時期仕事をしていた。経験はアシスタントだけだったが、当日の現場には何度も足を運んだ。

カメラマン達も式場提携の会社があり、決まりきった形で記念撮影やお二人の撮影を行なってた。

特別な2人だけの式と謳っても、内容は一連の流れに沿って、特殊なことはあまりできないのだと、そんな風に僕は感じている。

式場でできる範囲内で多少の独自色を加えていくものの、あくまでもスケジュールに沿った進行に尽きてしまう。

どんな式でもやる事は基本同じである。

ならば結婚式らしさを押さえてしまえば、自分たちでも結婚式ができるのではないか。

正直どうなるかはわからない

自分で作ると息巻いたものの、僕は結婚式を行うのは初めてだし、もちろん奥さんも初めてである。

正直この壮大な計画が上手くいくかはわからない。

しかし、結婚式を行う人の大多数は初めてだと思うし、ブライダルフェアを2-3回ってそこのスタッフに促されるように式場を決めてしまうらしい。

個人的には一生に一度の結婚式でそれは少しもったいないような気もする。

なのでありきたりな結婚式は嫌だけどもどうしたらいいか分からない人へのある種の試金石になればよいと思う。

このオリジナルウエディングの記事達がどれくらいのボリュームになるかはわからないけども、乞うご期待!!

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