妻から夫の王子エピソードを語らせてください。

夫婦の日常
Bru-nO / Pixabay

 

このエピソードは毎日更新しているnoteでも書き記したけど、あまりにも王子エピソードなのでこちらにも忘備録として少し書き加えて綴ります。

遡ること2019年の11月のある日のお話。

 

 

仕事を終えて20時半頃にお家に帰ってくると、私のほんの少し前に旦那さんが帰宅していたみたいだった。まだ外用のジャケットを羽織っていて、「おかえり」と笑顔で迎えてくれた。「ただいま」とぽつり返して、洗濯物も夜ご飯の支度もままならない私自身に、嫌だなぁって思った。余裕がなくて笑顔なんて作れなかった。何もかも中途半端で、旦那さんに申し訳ないなって。そして、今自分が何をしたら物事が効率的に進むのかを考えていた。

 

私「帰りが遅くなってごめんね、夜ご飯何を作ろうか?」

 

旦那さん「大丈夫だよ。昨日、ブリを焼いておいたし、今朝お米を研いで予約しておいたからご飯が炊けてるし。それでいいならすぐ用意ができるよ。」

そう言い残してキッチンに消えた旦那さんがあっという間に夜ご飯を用意してくれた。私は食事関係のものを全て旦那さんにお願いして、山積みになった洗濯物を畳んで片付けてた。ついさっきまで奈落の底まで落ち込んで、申し訳ないと思っていた気持ちが、旦那さんすごい!できる人!という尊敬の気持ちに変化していく。

 

21時前にはふたりそろってあたたかい食事をいただいた。ご飯とお味噌汁とブリと豆腐サラダ。特別豪華でも質素でもない、ちゃんとした食事。手の込んだ食事。私はそれをパパッとできる旦那さんに、また恋をした。

 

 

 

こんなエピソードをを書くと、なんてすてきな旦那さん!と思うかもしれない。私も「この人、実は天才か…!」と思った。同棲して3年、結婚して1ヶ月、こんな出来事は多くはなかったから、純粋に驚いた。その日は記念日でも誰かの誕生日でもない。

 

私「ねえ、なんで急にこんなにできるようになったの?」

旦那さん「毎日はできないけどね。できる時は少しでもChiakiの負担を減らしたいと思って。どうしても料理や家事はChiakiの負担が大きくなりがちだから。」

 

こんなにすてきな旦那さんっているのかな?私にはこの日、旦那さんが王子さまに見えました。4年前、風邪をひいた私に素うどんを作った彼氏は、今は家事もこなせる立派な我が家の王子さまです。私、旦那さんのサポートがあるから、これからもフルタイムで仕事ができるんだよなぁ。

 

私ができない時に、旦那さんはできる。旦那さんができない時に、私はできる。これからもそんな関係でありたいな。

 

以上、我が家の王子さまのエピソードでした。

 

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